SAS Cloud Analytic Services: リファレンス

構成ファイルオプション

CAS構成ファイルオプションの使用方法

CASサーバーの起動中、各ワーカーとバックアップコントローラー(存在する場合)が接続すると、コントローラーは構成を共有します。すべてのCAS構成ファイルは/cas/configディレクトリにあります。

詳細については、標準構成ファイルを参照してください。

サーバー構成オプションの優先順位については、セッションオプションの値の決定方法 (SAS Cloud Analytic Services: ユーザーガイド)を参照してください。

セッションが開始すると、casconfigファイルで指定されたセッションオプションがセッションに設定されます。casconfigファイルで指定されたセッションオプションの優先順位については、サーバー構成ファイルを参照してください。

対応するセッションオプションを変更することで、セッションのCAS構成ファイルの設定をオーバーライドできます。詳細については、セッションオプションの設定 (SAS Cloud Analytic Services: ユーザーガイド)を参照してください。

構成ファイルオプションのリファレンス

注:
  • SAS管理者は、SAS Environment ManagerでCAS構成インスタンスを編集することで、変更可能な構成変数を設定できます。SAS管理者が構成インスタンスのスクリプトを変更できるようにするには、sas-shared-config configMapでSAS_ALLOW_ADMIN_SCRIPTSをTRUEに設定します。SAS_ALLOW_ADMIN_SCRIPTSの設定の詳細については、構成インスタンスの編集を参照してください。
  • その他のセキュリティ関連の構成ファイルオプションは、Configuration File Options for Parallel Data Transfer (SAS Viya Platform Encryption: Data in Motion)にあります。これらのオプションを変更または設定するには、構成インスタンスの編集を参照してください。

cas.APPTAG='tag-string'

CASサーバーにある、一部のCASログメッセージのJSONログ行に含まれる文字列を指定します。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリセッション
デフォルトtag-stringなし
注CASサーバーは、ログに書き込むときにapptagを使用します。
参照項目: cas.LOGCFGLOC
例
apptag='my_app'

cas.AZUREAUTHCACHELOC="path"

Azureストレージシステムに接続するためのログイン情報をキャッシュするために使用される場所を指定します。このオプションは、デバイスコード認証で使用でき、オプションとなります。

パスを設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリデータ

cas.AZURETENANTID="string"

Azureストレージシステムに接続するためのテナントIDを指定します。値の最大長は64バイトです。英数字とハイフン(-)のみがサポートされています。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリデータ
要件SAS Viyaプラットフォームの配置がMicrosoft Entra IDとOpenID Connect (OIDC)認証プロトコルを使用したシングルサインオン用に構成されていない場合、CASサーバー構成オプションcas.AZURETENANTID=か、またはセッションオプションAZURETENANTID=がMicrosoft Azureストレージシステムに必要になります。詳細については、SAS Viya Platform: Authenticationを参照してください。

cas.CMPOPT='optimization-value <optimization-value <...>>' | 'all' | 'none'

SAS言語コンパイラで使用するコード生成最適化の種類を指定します。

  • optimization-value

    SASコンパイラが使用する最適化の種類を指定します。引用符で囲まれたスペース区切りリストとして、次の1つ以上を指定します。

    • 'dumptkgcode' | 'nodumptkgcode'

      すべてのCASサーバーノードが生成されたプログラムで出力ファイルを作成するかどうかを指定します。CASログには、CASが出力ファイルを書き込む場所がリストされます。

    • 'extramath' | 'noextramath'

      コンパイラがステートメントの結果に影響を与えない余分な算術演算を保持するのかそれとも削除するのかを指定します。

    • 'funcdifferencing' | 'nofuncdifferencing'

      funcdifferencingを指定すると、ユーザー定義関数の数値微分導関数が計算されます。nofuncdifferencingを指定すると、ユーザー定義関数の分析導関数が計算されます。

    • 'guardcheck' | 'noguardcheck'

      コンパイラで配列の境界の問題をチェックするかどうかを指定します。

      注: cmpoptが'all'または'none'に設定されている場合、noguardcheckが設定されます。
    • 'misscheck' | 'nomisscheck'

      データの欠損値をチェックするかどうかを指定します。

    • 'precise' | 'noprecise'

      演算境界で例外を処理するにはpreciseを指定します。ステートメントの境界で例外を処理するにはnopreciseを指定します。

  • 'all'

    コンパイラがnoextramath、nomisscheck、noprecise、noguardcheck、nofuncdifferencing最適化の値を使用して機械言語コードを最適化するように指定します。

    注: 'all'を他の値とともに指定することはできません。
  • 'none'

    コンパイラがextramath、misscheck、precise、noguardcheck、funcdifferencing最適化の値を使用して機械言語コードを最適化するように設定されないように指定します。

    注: 'none'を他の値とともに指定することはできません。
該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリアクション
デフォルトnoextramath、nofuncdifferencing、noguardcheck、nomisscheck、noprecise
注データに大量の欠損データが含まれている場合、misscheckを指定してコンパイルを最適化します。それ以外の場合は、nomisscheckを指定します。
例 この例では、SASコンパイラは、余分な算術演算を保持し、欠損値をチェックし、演算境界で例外を処理するように設定されています。
cas.cmpopt='extramath misscheck precise'

cas.COLLATE='mva' | 'uca'

並べ替えの照合順序を指定します。

mvaでは、SASクライアントの照合が指定されます。ucaでは、ロケールに適した照合順序が指定されます。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリ並べ替え
デフォルト'uca'
例
cas.collate='mva'

cas.DATASTEPFMTERR=true | false

SASのFMTERRに相当します。出力形式が使用できない場合のDATAステップの反応を指定します。trueの場合、DATAステップはエラーを書き込み、停止します。falseの場合、DATAステップは、使用できない出力形式のかわりに$w.またはBEST12.を使用します。(使用できない出力形式は、出力テーブルの変数に関連付けられたままです。)

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリDATAステップ
別名FMTERR
デフォルトTrue
注trueとfalseの値では、大文字と小文字が区別されます。
参照項目:FMTERRシステムオプション
例 この例では、DATAステップは、使用できない出力形式のかわりに$w.またはBEST12.を使用します。
cas.datastepfmterr=false

cas.DATASTEPMSGSUMLEVEL='all' | 'none' | 'put'

DATAステップメッセージの要約レベルを指定します。DATAステップが複数のスレッドで実行されている場合、各スレッドで同じメッセージを生成できます。このオプションでは、重複メッセージの要約レベルが制御されます。

  • 'all'

    すべてのメッセージとputステートメントのうちで最初に発生したものが、発生時にクライアントに送信されます。重複して発生したメッセージとputステートメントはすべて要約され、DATAステップが終了するとクライアントに送信されます。これがデフォルトです。

  • 'none'

    すべてのスレッドからのすべてのメッセージとputステートメントがクライアントログに書き込まれます。要約は行われません。

  • 'put'

    すべてのメッセージとputステートメントのうちで最初に発生したものがクライアントに送信されます。重複して発生したメッセージは要約され、DATAステップが終了するとクライアントに送信されます。putステートメントは要約されるず、発生時にクライアントに送信されます。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリDATAステップ
デフォルトAll
例この例では、すべてのスレッドからのすべてのメッセージとputステートメントがクライアントログに書き込まれます。要約は行われません。
cas.datastepmsgsumlevel='none'

cas.DATASTEPREPLACETABLE=true | false

DATAステップが既存のテーブルを置換できるかどうか指定します。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリDATAステップ
デフォルトtrue
注trueとfalseの値では、大文字と小文字が区別されます。
例
cas.datastepreplacetable=true

cas.DATASTEPMERGENOBY=‘ERROR’ | ‘NOWARN’ | ‘WARN’

dataStepMergeNoByパラメーターを指定します。BYステートメントなしでマージが実行される場合、このパラメーターで、警告なし、警告あり、エラーメッセージ生成のいずれにするかが決定されます。

  • ERROR

    BYステートメントがない場合、マージが実行されず、エラーメッセージが生成されることを指定します。

  • NOWARN

    BYステートメントがない場合、警告メッセージなしでマージが実行されることを指定します。

  • WARN

    BYステートメントがない場合、警告メッセージありでマージが実行されることを指定します。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション
カテゴリDATAステップ
デフォルトNOWARN
例cas.dataStepMergeNoBy=‘WARN’

cas.DCHOSTNAMERESOLUTION= '[ ep | ep_fqdn | cas | cas_ipv6 ]'

CASがCASノードマシン名をSAS Embedded Processに送信する方法を指定します。cas.DCHOSTNAMERESOLUTIONは、SAS Embedded Processをサポートするすべてのデータストアで有効です。

  • 'ep'

    CASノードマシン名を、cas.hostsでの定義どおりにSAS Embedded Processに送信します。SAS Embedded Processは、IPv4またはIPv6を使用して名前を解決します。

  • 'ep_fqdn'

    CASノードマシン名を完全修飾ドメイン名としてSAS Embedded Processに送信します。SAS Embedded Processが名前を解決します。

  • 'cas'

    (デフォルト) CASノードマシン名をIPv4アドレスとしてSAS Embedded Processに送信します。

  • 'cas_ipv6'

    CASノードマシン名をIPv4またはIPv6アドレスとしてSAS Embedded Processに送信します。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリネットワーク
デフォルト'cas'
例
cas.dchostnameresolution='ep'

cas.DQLOCALE='locale-code'

5文字のSAS Quality Knowledge Base (QKB) ISOロケールコードを使用して、データ品質(DQ)操作に使用するデフォルトロケールを指定します。

詳細については、QKB Locale ISO Codesを参照してください。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリデータ品質
例この例では、DQ操作のデフォルトロケールはフランス語(カナダ)です。
cas.DQLOCALE='FRCAN'

cas.DQSETUPLOC='QKB-name'

データ品質(DQ)操作に使用するデフォルトのSAS Quality Knowledge Base (QKB)の名前を指定します。

QKB-nameは、SAS Environment ManagerでQuality Knowledge Basesの名前列に表示される名前です。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリデータ品質
例
cas.DQSETUPLOC='QKB CI 32'

cas.EVENTDS='event-data-set'

カスタム日付イベントを定義する1つ以上のイベントオブジェクトを指定します。

event-data-setでは、イベント定義を含むデータセットの名前が指定されます。1レベル名または2レベル名(libref.datasetなど)を使用できます。複数の名前を指定する場合は、各名前をスペースで区切ります。

event-data-setは単一引用符で囲みます。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリ入力コントロール
例
cas.eventds='mydataset'

cas.FMTSEARCH='logicalformatlibname logicalformatlibname2 … '

セッションの起動時に自動的に設定されるフォーマット検索リストを指定します。

サーバー構成ファイルを使用して、サーバーの起動時に共通フォーマットライブラリを追加およびプロモートできます。プロモーションにより、すべてのセッションでフォーマットライブラリを使用できるようになります。

セッションの起動時に、cas.FMTSEARCH値を使用して、setFmtsearchアクションを生成および実行します。setFmtsearchアクションは、フォーマットライブラリが検索される順序を指定します。テーブル変数には、ユーザー定義出力形式を関連付けることができます。テーブルの処理中に、ユーザー定義出力形式を適用する必要がある場合、CASはsetFmtsearchアクションによって確立されたフォーマットライブラリのリストを検索します。

カテゴリ出力形式
デフォルト空白
操作startup.luaでフォーマット検索のsetServOptアクションを指定すると、casconfig.luaで使用されるcas.FMTSEARCHよりも優先されます。
注フォーマットライブラリ名は、セッションで認識される論理名です。名前は大文字と小文字が区別されません。
例
cas.fmtsearch='myformatsA myformatsB'

cas.S2FORMATSEARCH="caslib-1.tablename-1 <... caslib-n.tablename-n>"

SAS Embedded Processで使用するためにSingleStoreにパブリッシュされたフォーマットライブラリのフォーマット検索リストを指定します。

  • caslib.tablename

    SingleStoreデータベースのcaslibとテーブルを指定します。テーブルには、以前にパブリッシュされたフォーマットライブラリが含まれています。テーブルごとにcaslibが必要です。caslibおよびテーブル名に空白スペースを含めることはできません。複数のテーブルを指定する場合は、各caslib.tablenameをスペースで区切ります。

このオプションは、SingleStoreデータコネクタに有効です。その場合、WHERE式と計算列は、SingleStoreデータベースでSAS In-Database Technologiesによって、SAS Embedded Processを使用して処理されます。

WHERE式または計算列にユーザー定義出力形式が含まれている場合は、sessionProp.saveFmtLibアクションを使用して、フォーマットライブラリをSingleStoreデータベーステーブルとして保存する必要があります。次に、S2FORMATSEARCH=セッションオプションまたはcas.S2FORMATSEARCH=サーバーオプションを設定して、出力形式を含む1つ以上のデータベーステーブル名をリストする必要があります。

該当要素CASステートメントSESSOPTSオプション、CAS構成ファイル
カテゴリ出力形式
参照項目:標準構成ファイル
例
cas.s2formatsearch="singlestorelib.myfmtlib"

cas.GCPORT=port

コントローラーとそのワーカーノード間の通信のために分散サーバーで使用されるネットワークポートを指定します。

一般的に構成されているポートは5580です。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。値を変更する必要がある場合は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースを編集する必要があります。CASサーバーポッドを再起動して、変更を取得するようにしてください。
カテゴリネットワーク
デフォルト0 (32678-61000の範囲のランダムポート)
サポートMPPを実行するCASサーバー。
参照項目:cas.HTTPPORTとcas.PORT
例
cas.gcport=5580

cas.HTTPPORT=port | port-range

SAS Cloud Analytic ServicesがHTTP通信をリッスンするポート(またはポートの範囲)。

一般的に構成されているポートは8777です。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。値を変更する必要がある場合は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースを編集する必要があります。CASサーバーポッドを再起動して、変更を取得するようにしてください。
カテゴリネットワーク
デフォルト0 (ランダムポート)
注範囲内の最初のポートがすでに使用されている場合、CASは空いているポートが見つかるまで次のポートを試行します。
参照項目:cas.HTTPPORTMAX、cas.GCPORT、cas.PORT
例
cas.httpport=8777
cas.httpport=8777-9000

cas.HTTPPORTMAX=maximum-port-range

SAS Cloud Analytic ServicesがHTTP通信をリッスンする最大ポート範囲を指定します。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。値を変更する必要がある場合は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースを編集する必要があります。CASサーバーポッドを再起動して、変更を取得するようにしてください。
カテゴリネットワーク
デフォルト0
範囲0-65535
参照項目:cas.HTTPPORT
例
cas.httpport=8777-9000

cas.INTERVALDS='interval-1=libref.dataset-name-1 <interval-2=libref.dataset-name-2 ...>'

1つ以上のinterval-name=valueペアを指定します。値は、ユーザー定義の間隔を含むデータセットの名前です。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリ入力コントロール
参照項目: INTERVALDS=システムオプション
例
cas.intervalds='subsid1=subsid.storeHours'

cas.KEYFILE='pathname'

CASコントローラーに対して、サーバーの起動に使用されるX.509デジタル証明書ファイルへのパスとファイル名を識別します。証明書は、CASサーバーによって信頼されているCAによって署名されている必要があります。

pathnameは単一引用符で囲みます。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。KEYFILEは、CASオペレーターによって自動的に設定されます。
カテゴリセキュリティ
要件cas.elasticsslおよびcas.mode='mpp'とともに使用します。
サポートMPPを実行するCASサーバー。
例
cas.keyfile='/opt/TKGrid/certs/controller.pem'

cas.LOCALE='POSIX-locale-string'

並べ替えおよびフォーマットに使用するロケールを指定します。有効なPOSIXロケール文字列のリストについては、ロケールからエンコーディングへのマッピング (SAS各国語サポート(NLS): リファレンスガイド)を参照してください。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション
カテゴリローカリゼーション
デフォルト'en_US'
例
cas.locale='fr_FR'

cas.LOGCFGLOC='pathname'

SASログ機能のログ構成ファイルへのパスを指定します。

pathnameは単一引用符で囲みます。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。
カテゴリログ
参照項目:cas.APPTAG
例
cas.logcfgloc='/opt/sas/cas1/etc/logconfig.xml'

cas.LOGFLUSHTIME=-1 | 0 | number

ログのフラッシュ時間をミリ秒単位で指定します。

  • -1

    各アクションの完了後にログをフラッシュします。

  • 0

    ログが生成されるときにフラッシュします。

  • number

    numberミリ秒でログをフラッシュします。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリログ
デフォルト100
範囲-1 - 86400
例次の例では、CASサーバーはバッファに入れられた行を500ミリ秒ごとにログに書き込みます。
cas.logflushtime=500

cas.MAXSESSIONS='n'

同時セッションの最大数を指定します。管理者の役割を引き受けることができるユーザーは、制限に依存しません。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリサーバー
デフォルト5000
範囲0-100000
注ゼロ(0)を指定すると、セッション制限がないことを示します。
このオプションは、システムの初期化後には変更できません。
例この例では、同時CASセッションの最大数は1,000です。
cas.maxsessions='1000'

cas.MAXTABLEMEM=number | '[number k | m | g | t] '

テーブルに割り当てる物理メモリの最大量を指定します。

ヒントcas.MAXTABLEMEMの目的は、ディスク上のCASテーブルへのアクセス効率を管理することであり、CASがRAMに常駐しているデータの量を制御することではありません。
  • number

    テーブルに割り当てる物理メモリの最大量をバイト単位で指定します。

  • '[number k | m | g | t]'

    バイト以外の単位でテーブルに割り当てる物理メモリの最大量を指定します。この単位には、k (キロバイト)、m (メガバイト)、g (ギガバイト)、t (テラバイト)があります。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリcaslib
デフォルト16M
注このしきい値に達すると、サーバーは一時ファイルとオペレーティングシステム機能を使用してメモリを管理します。
例この例では、CASサーバーは最大32MBの物理メモリをテーブルに割り当てることができます。
cas.maxtablemem='32m'

cas.MESSAGELEVEL='all' | 'default' | 'error' | 'none' | 'note' | 'warning'

ログメッセージのレベルを指定します。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリログ
デフォルト'all'
例
cas.messagelevel='default'

cas.METRICS=true | false

CASサーバーのメトリック情報をSASログで表示(true)または非表示(false)にします。

cas.metrics=trueの場合、SASログに次のような情報が表示されます。

NOTE: Action 'nobs' used (Total process time):
NOTE:       real time               2.100185 seconds
NOTE:       cpu time                0.010999 seconds (0.52%)
NOTE:       total nodes             6 (192 cores)
NOTE:       total memory            1.11T
NOTE:       memory                  7.00K (0.00%)
The analytic server processed the request in 2.100185 seconds.
該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリログ
デフォルト false
注trueとfalseの値では、大文字と小文字が区別されます。
参照項目: CASLIBステートメント
例次の例では、CASサーバーのメトリック情報はSASログに表示されません。
cas.metrics=false

cas.NWORKERS=number

このセッションに関連付けられているワーカーノードの数を指定します。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。この値は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースで設定します。
該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション
カテゴリ管理
デフォルト0
範囲0-5000
例
cas.nworkers=8

cas.PERMSTORE='path'

CASサーバーがアクセス許可を保存するディレクトリへのパスを指定します。

pathは単一引用符で囲みます。

サーバーは、定期的およびシャットダウン時に、そのcaslibおよびアクセスコントロール情報をcas.PERMSTOREディレクトリに保存します。

その後サーバーが起動するたびに、caslibおよびアクセスコントロール情報がサーバーのcas.permstoreの場所から初期化されます。

重要 CASDeploymentカスタムリソースのcas.PERMSTOREを更新する場合は、/cas/permstoreのSASPERMSTOREも更新する必要があります。export SASPERMSTORE=pathという行を追加します。

/cas/permstoreのバッキングボリュームは、CAS配置のポッドがリセットされた場合にpermstoreを維持するために永続ボリュームの要求としてプロビジョニングする必要があります。

カテゴリアクセスコントロール
制限事項cas.PERMSTOREの場所にあるファイルを直接編集しないでください。
注各CASサーバーには、独自のcas.PERMSTOREの場所が必要です。ネットワークタイミングの問題の可能性を最小限に抑えるには、各cas.PERMSTOREの場所を、ネットワークファイルシステムではなく、コントローラーマシン上に配置することをお勧めします。サーバーでは、メインコントローラーとバックアップコントローラーのそれぞれに、primaryctrlとbackupctrlという名前のディレクトリが作成されます。たとえば、cas.PERMSTORE='/var/my_permstore'と指定すると、CASはそのpermstoreを/var/my_permstore/primaryctrlに書き込みます。

cas.PORT=port

CASサーバーがリッスンするポートを指定します。

最大許容ポート番号は65535です。有効なポートが指定されていない場合、サーバーはTCP/IP一時ポート範囲を通じてオペレーティングシステムによって選択されたポートでリッスンします。一般的な範囲は32768-61000です。

一般的に構成されているポートは5570です。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。この値は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースで設定します。
カテゴリネットワーク
参照項目:cas.GCPORT、cas.HTTPPORT
例
cas.port=5570

cas.STARTUP='filename'

サーバーがクライアント接続を受け入れる前にCASサーバーが実行する構成ファイルを指定します。この起動ファイルには、サーバーの起動時にサーバーが実行するCASアクションが含まれています。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。この値は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースで設定します。
カテゴリサーバー
デフォルトcasstartup.lua
参照項目:標準構成ファイル
例
cas.startup='casstartup.lua'

cas.STARTUPDIR='path'

SAS Cloud Analytic Services起動ディレクトリの場所を指定します。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。この値は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースで設定します。
カテゴリサーバー
デフォルト/cas/config
参照項目:標準構成ファイル
例次に例を示します。
cas.startupdir='/cas/config/my_cas_startup'

cas.SUBSETSESSIONCOPIES=number-of-blocks

次のいずれかのシナリオでフェイルオーバーのために作成される追加のブロックコピーの数を指定します。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリ管理
デフォルト0
例
cas.subsetsessioncopies=3

cas.TAG='string'

プロセスリストなどのオペレーティングシステムに表示されるCASサーバーインスタンスを指定する文字列を指定します。

cas.TAGオプションは、CASのデバッグ時に役立ちます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config:configインスタンスを編集します。

カテゴリサーバー
例 この例では、文字列‘cas-my_tag’を使用してCASサーバーインスタンスに名前を付けます。
cas.tag='cas-my_tag'
Linuxコマンドプロンプトからプロセスリストを表示すると、次のようなリストが表示されます。
27019 ?        00:00:01  cas-my_tag 

cas.DEFAULTTABLEREPLICATION=1

セッションの新しいテーブルにデフォルトのレプリケーション係数を指定します。

また、sas.cas.instance.config:configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。
カテゴリサーバー、セッション
デフォルト1
範囲0 - number_of_workers
注このオプションは、2023.05から有効です。
ゼロの値は、新しいテーブルのレプリケーションを無効にします。
number_of_workersより大きい値を指定できます。その場合、number_of_workersの値が代わりに使用されます。
参照項目:セッションオプションの設定については、セッションオプション (SAS Cloud Analytic Services: ユーザーガイド)を参照してください。
例
cas.DEFAULTTABLEREPLICATION=3

cas.TIMEZONE='time-zone-name' | 'time-zone-ID'

CASサーバーのデフォルトのタイムゾーンを指定します。

'time-zone-name'は、3文字または4文字のタイムゾーン名を指定します。たとえば、ESTは東部時間のタイムゾーン名です。

'time-zone-ID'は、SASによって定義された地域または領域の値を指定します。タイムゾーンIDを指定すると、CASセッションが使用するタイムゾーンは、タイムゾーン名と夏時間ルールによって決まります。

また、sas.cas.instance.config:configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。

該当要素SAS Environment Manager
カテゴリサーバー、セッション
デフォルトEtc/GMT
注'time-zone-ID'の値は、タイムゾーン情報とタイムゾーン名 (SASシステムオプション: リファレンス)の'Time Zone Information'列の値に対応します。
参照項目:タイムゾーン情報とタイムゾーン名 (SASシステムオプション: リファレンス)
TIMEZONE= システムオプション (SASシステムオプション: リファレンス)
例
cas.TIMEZONE='Europe/Paris'
cas.TIMEZONE='PDT'

cas.TABLEREDISTUPPOLICY = 'NOREDIST' | 'REBALANCE'

CASサーバー内のワーカー数が増加したときに適用されるテーブル再配布ポリシーを指定します。

NOREDIST: 実行中のCASサーバー上でワーカーポッドの数が変更された場合に、テーブルデータが再配布されないことを指定します。

REBALANCE: 実行中のCASサーバー上でワーカーポッドの数が変更されたときにテーブルデータがリバランスされることを指定します。

また、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。

該当要素サーバー、Environment Manager
カテゴリサーバー
デフォルトNOREDIST

cas.SCALEDOWNMODE = 'SUSPEND' | 'BACKGROUND'

CASサーバーに対応するCASDeploymentカスタムリソース内のspec.workersの値を減らすことによって、ワーカーポッドがCASサーバーから正常に削除されるときに、グローバルテーブル内でデータがどのように移動されるかを指定します。

SUSPEND: グローバルテーブル内のデータが他のワーカーポッドに移動されているときに、すべてのサーバーアクティビティが一時停止されます。データの移動中は、新しいアクションは開始されず、新しい接続は受け入れられません。

BACKGROUND: 各グローバルテーブルはロックされ、スケールダウンされていないワーカーポッド上のデータを含むテーブルのコピーが作成されます。コピーが完了すると、元のテーブルが削除され、コピーに置き換えられます。この操作中に、アクションはロックされたテーブルを読み取ることができますが、ロックされたテーブルを変更しようとするアクションは、コピーが完了するまで待機する必要があります。

また、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。

該当要素サーバー、Environment Manager
カテゴリサーバー
デフォルトSUSPEND

cas.MAXCORESPERWORKER='n'

ワーカーごとのコアの最大数を指定します。

MAXCORESPERWORKER=0の場合、オーバースレッド処理によるパフォーマンスの低下を減らすために、システムはコンテナーのコア制限を適用します。MAXCORESPERWORKER=がゼロ以外の値に設定されている場合、コアの数はその値に制限されますが、その上限はコンテナーのCGroupコア制限となります。ワーカーごとのコアの最大数を減らすと、コアの競合が削減され、パフォーマンスが向上する可能性があります。これは、複数のユーザーがCASサーバー上で高度な同時アクションを実行している場合に特に当てはまります。このオプションを指定すると、CASサーバー上のすべてのセッションのデフォルトの最大値を変更できます。セッションオプションMAXCORESPERWORKER=を使用すると、1つのセッションのワーカーごとの最大コア数を変更して、そのセッションのみのパフォーマンスを向上させることができます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリサーバー、SAS Environment Manager
デフォルト0
範囲0–20000
注このオプションは、2025.03以降で有効です。
参照項目:MAXCORESPERWORKER= セッションオプション (SAS Cloud Analytic Services: ユーザーガイド)
例この例では、各セッションのセッションオプションのデフォルトは、値7になります。
cas.maxcoresperworker=7

cas.TIMEOUT=seconds

新規または既存のセッションのSAS Cloud Analytic Servicesセッションタイムアウトを秒単位で指定します。

該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリセッション
デフォルト優先順位の高い順:
  1. CASステートメントのTIMEOUT=オプション値(指定されている場合)
  2. SASシステムオプションCASTIMEOUT= (SASで明示的に0より大きい値に設定した場合)
  3. 60
範囲0-31536000
注セッションへの接続数がゼロになり、アクションが実行されなくなったときに、セッションタイムアウトが開始されます。
タイムアウトになる前に接続が確立されると、タイムアウトはキャンセルされます。それ以外の場合、タイムアウトになると、セッションは自動的に終了します。
0に設定した場合、接続数がゼロになると、セッションはただちに終了します。
参照項目:CASTIMEOUT=システムオプション
例
cas.timeout=100

cas.SESSIONTABLEREDISTUPPOLICY = 'DEFER' | 'NOREDIST' | 'REBALANCE'

新しいセッションが作成されるときのセッションテーブル再配布ポリシーオプションの初期(デフォルト)値を指定します。

DEFER: 再配布ポリシーの選択が上位レベルのエンティティに従うことを指定します。

NOREDIST: 実行中のCASサーバー上でワーカーポッドの数が変更された場合に、テーブルデータが再配布されないことを指定します。

REBALANCE: 実行中のCASサーバー上でワーカーポッドの数が変更されたときにテーブルデータがリバランスされることを指定します。

また、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。

該当要素サーバー、SAS Environment Manager
カテゴリサーバー
デフォルトなし
参照項目:SESSIONTABLEREDISTUPPOLICY= セッションオプション (SAS Cloud Analytic Services: ユーザーガイド)

cas.MAXSESSIONTRANSFERSIZE=table-size

新しいサーバーに転送できる単一セッションの最大結合テーブルサイズを決定します。指定された量を超えるデータを持つセッションでは、すべてのセッションテーブルが新しいサーバーに転送されるわけではありません。SAS管理者は、中断を最小限に抑えるためにサイズに制限を設けることができます。デフォルト値は制限なしで、-1で表されます。

また、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、このオプションを設定することもできます。

該当要素サーバー、SAS Environment Manager
カテゴリサーバー
デフォルト-1 (制限なし)
参照項目:CAS状態転送の詳細については、Enable State Transfer for CAS Servers (SAS Viya Platform: Deployment Guide)を参照してください。
例
cas.MAXSESSIONTRANSFERSIZE=1000000000

cas.STATETRANSFERMODEL='SUSPEND' | 'READONLY'

状態を新しいサーバーに転送する方法を決定します。

SUSPEND: グローバルテーブルの転送中にアクションは実行できません。

READONLY: グローバルテーブルの転送時に、すべてのグローバル状態情報(CASLIBSやアクセス許可など)を'readonly'にマークします。グローバル状態を変更するアクションを実行しようとすると、失敗します。

セッションテーブルの転送中はサーバーが使用できません。グローバル状態が保存された後、サーバーは実行中のすべてのセッションがアクション境界に達するまで待機します。

また、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、このオプションを設定することもできます。

該当要素サーバー、SAS Environment Manager
カテゴリサーバー
デフォルトREADONLY
参照項目:CAS状態転送の詳細については、Enable State Transfer for CAS Servers (SAS Viya Platform: Deployment Guide)を参照してください。
例
cas.STATETRANSFERMODEL=READONLY

cas.USERLOC='%HOME' | 'pathname/%USER'

CASサーバーが、セッションの起動時に、指定された場所に各ユーザーのパーソナルcaslibを作成することを指定します。

注: この構成変数の値は変更しないことをお勧めします。この値は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースで設定します。

'%HOME'はユーザーのオペレーティングシステムの$HOMEディレクトリに相当します。

'pathname/%USER'は、指定されたファイルシステムパスの下にある、ユーザーのユーザーIDに基づいて名付けられたディレクトリを指します。%USERが常にオプション値に指定されたパスの最後に配置されていることを確認してください。

pathnameは単一引用符で囲みます。

カテゴリcaslib
例この例では、パーソナルcaslibディレクトリは、ユーザーのオペレーティングシステムの$HOMEディレクトリです。
cas.userloc='%HOME'
この例では、ユーザーの個人用caslibディレクトリはユーザーIDとして名前が付けられ、 /localの下にあります。
cas.userloc='/local/%USER'

cas.DEFAULTMEMORYFORMAT='STANDARD' | 'DVR'

CASサーバーのデフォルトメモリ形式を指定します。

  • STANDARD: 標準メモリ形式を使用するように指定します。標準メモリ形式はパフォーマンスを最適化するために設計されています。このオプションのデフォルトです。
  • DVR: 重複値削減メモリ形式が使用されるように指定します。入力データに多数の重複値が含まれる場合、DVRメモリ形式を使用すると、メモリ消費量とSASHDATファイルのオンディスクサイズを削減できます。

また、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。

該当要素サーバー、SAS Environment Manager
カテゴリサーバー
デフォルト 優先順位:
  1. サーバーオプションcas.DEFAULTMEMORYFORMAT(設定されている場合)。
  2. 環境変数env.CAS_DEFAULT_MEMORY_FORMAT(設定されている場合)。
  3. STANDARD
注サーバーとセッションオプションのサポートは、2025.11で追加されました。
参照項目:DEFAULTMEMORYFORMAT= セッションオプション (SAS Cloud Analytic Services: ユーザーガイド)
Fine Tuning: Memory Format (SAS Viya Platform: System Programming Guide)

cas.BIGINTPROCESSING= 'TRUE' | 'FALSE'

BIGINTのサポートを有効にするかどうかを指定します。

注: このオプションは、従来のDOUBLE強制ビヘイビアーを適用するかどうかを決定するために、限られた数のCASアクションでのみ使用されます。

SASでは、デフォルトで、整数値はプロシジャとアクションで計算のほとんどを実行する前に、DOUBLE値に強制変換されます。15–16桁以上の大きな整数値の場合、この変換により精度が失われる場合があります。

cas.BIGINTPROCESSING=TRUEの場合、これらの選択されたCASアクションは強制をバイパスし、完全な精度でBIGINT値を保持します。

cas.BIGINTPROCESSING=FALSEの場合、デフォルトのDOUBLEセマンティクスが適用されます。

注:
  • このオプションを使用するCASアクションについては、詳細 (SAS Cloud Analytic Services: ユーザーガイド)を参照してください。他のCASアクションにこのオプションを設定しても、影響はありません。
  • 他のアクションは、BIGINTPROCESSINGをネイティブにサポートしており、セッション設定を必要としない場合があります。
該当要素CASステートメントのSESSOPTSオプション。sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集して、変数を設定することもできます。
カテゴリデータ
デフォルトFALSE
注このオプションのサポートは、2025.12で追加されました。
BIGINTPROCESSING=sessionオプションの値はサーバーオプションより優先されます。
参照項目:詳細 (SAS Cloud Analytic Services: ユーザーガイド)

カテゴリ別グループ

アクセスコントロールオプション

アクションオプション

管理オプション

caslibオプション

データ品質オプション

出力形式オプション

入力コントロールオプション

ローカリゼーション

セキュリティオプション

注: その他のセキュリティ関連の構成ファイルオプションは、Configuration File Options for Parallel Data Transfer (SAS Viya Platform Encryption: Data in Motion)にあります。

並べ替えオプション

CAS環境変数

CAS環境変数の設定場所

CASサーバーの起動中、各ワーカーとバックアップコントローラー(存在する場合)が接続すると、コントローラーは構成を共有します。すべてのCAS構成ファイルは/cas/configディレクトリにあります。

詳細については、標準構成ファイルを参照してください。

CAS環境変数リファレンス

注: SAS管理者は、SAS Environment ManagerでCAS構成インスタンスを編集することで、変更可能な環境変数を設定できます。SAS管理者が構成インスタンスのスクリプトを変更できるようにするには、sas-shared-config configMapでSAS_ALLOW_ADMIN_SCRIPTSをTRUEに設定します。SAS_ALLOW_ADMIN_SCRIPTSの設定の詳細については、構成インスタンスの編集を参照してください。

env.CASACTIONHISTORYLEN

builtins.historyアクションが実行されるときに、アクション名とアクションパラメーターをレポートするために使用するバイト数を指定します。

指定した場合、HISTORYLINELENセッションオプションはCASACTIONHISTORYLEN環境変数よりも優先されます。

アクション要求がアクション履歴行の長さよりも長い場合は、切り捨てられます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリ環境
デフォルト8192
範囲8192–8388608 (8メガバイト)

env.CASACTIONLINELEN

アクションが実行されるときに、アクション名とアクションパラメーターをサーバーログに記録するために使用するバイト数を指定します。

最大値は32768です。

アクション要求がログ行の長さよりも長い場合は、切り捨てられます。

デフォルトの長さは1024です。ログレベルが設定されている場合、デフォルトの長さに影響する場合があります。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリ環境
デフォルト1024

env.CASALLHOSTACCOUNTS

指定すると、CASセッションが要求元ユーザーのホストIDで実行されます。この環境変数は、各ユーザーが個々のホストIDでCASセッションを起動する配置を対象としています。この環境変数では、すべてのユーザーを CASHostAccountRequiredグループに割り当てるかわりに、メンテナンスの手間が少ない方法が提供されます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

  • CASALLHOSTACCOUNTSが指定されている場合は、CASHostAccountRequiredグループの存在とメンバーシップよりも優先されます。たとえば、CASALLHOSTACCOUNTSが指定されている場合は、CASHostAccountRequiredグループが存在し、メンバーが1つだけであっても、すべてのユーザーがホストIDでCASセッションを起動します。
  • CASALLHOSTACCOUNTSが指定されていない場合は、CASHostAccountRequiredグループのメンバーであるユーザーのみが、ホストIDでCASセッションを起動できます。

デフォルトでは、CASはユーザーのホストIDでセッションを起動できません。CASのホスト起動を有効にするには、Enable Host Launch (SAS Viya Platform: Deployment Guide)を参照してください。

ヒントこの環境変数が設定されているかどうかを確認するには、builtins.serverStatusアクションを使用します。CASHostAccountRequiredキーの値がALLの場合、環境変数が設定されます。値がOPTIONALの場合、環境変数は設定されません。
カテゴリセキュリティ
例env.CASALLHOSTACCOUNTS='true'

env.CASCLOUDNATIVE

値1で指定すると、CASセッションがOS IDで起動される場合(ユーザーがCASHostAccountRequiredグループのメンバーである場合)、IDサービスを使用して標準Cライブラリ関数のかわりにPOSIX属性をフェッチします。

デフォルトでは、CASCLOUDNATIVEは有効になっています。CASCLOUDNATIVEを無効にするには、値を0に設定する必要があります。

ユーザーのホームディレクトリは、config/identities/sas.identities/identifier.homeDirectoryPrefix構成変数が配置で設定されている場合、IDサービスから使用できます。構成変数が設定されていない場合、ユーザーのホームディレクトリは、userlocオプションで設定された場所にデフォルト設定されます。(デフォルトの場所: /cas/data/caslibs/casuserlibraries)

カテゴリ環境
デフォルトCASCLOUDNATIVE=1
参照項目:CASCLOUDNATIVEを無効にし、System Security Services Daemon (SSSD)を有効にするには、$deploy/sas-bases/examples/cas/configure/README.md (Markdown言語のREADMEファイル)または$deploy/sas-bases/examples/cas/configure/README.htm (HTMLのREADMEファイル)のDisable Cloud Native ModeおよびEnable System Security Services Daemon (SSSD) Containerのセクションを参照してください。

env.CAS_ADMIN_GLOBAL_UDFMTS

管理者は、CASのユーザー定義出力形式に対して特定の操作を実行しようとするユーザーに対して、管理用認証情報のチェックをオンまたはオフにできます。

env.CAS_ADMIN_GLOBAL_UDFMTS=YES|ON|TRUEの値は、グローバルのユーザー定義のフォーマットライブラリをプロモートまたは削除するために、スーパーユーザーへの管理用権限のエスカレーションが必要であることを指定します。

env.CAS_ADMIN_GLOBAL_UDFMTS=NO|OFF|FALSEの値は、これらの操作を実行するために、スーパーユーザーへの管理用権限のエスカレーションが不要であることを指定します。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリ環境
デフォルトNO|OFF|FALSE
注この環境変数で受け入れられる値は、大文字と小文字が区別されません。

env.CAS_CONTROLLER_TEMP='path [[:path] ...]'

Amazon S3などの特定のクラウドプラットフォームにCSVファイルを保存するときや、CAS uploadアクションのために、CASコントローラーノードにデータを一時的に保存するためのディスクパスを指定します。

複数のパスはコロン(:)で区切ります。

注: この環境変数の値は変更しないことをお勧めします。この値は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースで設定します。
カテゴリデータ
デフォルトenv.CAS_CONTROLLER_TEMPが指定されていない場合、CASではデフォルトでenv.CAS_DISK_CACHEが指す場所が設定されます。
制限事項env.CAS_CONTROLLER_TEMPでは、大文字と小文字が区別されます。
env.CAS_CONTROLLER_TEMPは、ローカルディスクのみを使用するファイルシステムを指す必要があります。
例
env.CAS_CONTROLLER_TEMP = '/upload_data/disk1:/upload_data/disk2'

env.CASDATADIR=‘path-to-CAS-data-directory’

デフォルトパス/cas/dataのかわりに製品caslibsの代替パスを指定します。これにより、ユーザーはパブリックcaslibを使用して、指定された場所からデータを読み書きできるようになります。

CASDATADIRは、cas-default-data永続ボリューム(PV)がマウントされているディレクトリを指します。cas-default-dataはデフォルトのCASデータPVです。

このオプションは、高性能ストレージプラットフォームを指すように構成することをお勧めします。/cas/dataのバッキングボリュームは、CAS配置のポッドがリセットされたときにこのデータを維持するために永続ボリュームの要求としてプロビジョニングする必要があります。

注: この環境変数の値は変更しないことをお勧めします。この値は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースで設定します。

CASデータディレクトリには、プライマリおよびセカンダリCASコントローラーからのみアクセスできます。

カテゴリデータ

env.TKUTILLOC='path'

ユーザーは別のディレクトリを指定して一時ユーティリティファイルを作成し、デフォルトの/tmpディレクトリがいっぱいになるのを避けることができます。

デフォルトでは、一時ファイルは/tmpに保存されます。別のディレクトリを使用するには、管理者はCASサーバーを起動する前に、この環境変数を必要なディレクトリに設定する必要があります。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

注: この環境変数は、主にSAS Federation Serverによって使用されます。ただし、この変数はSnowflakeなどの一部のCASデータフィーダーでも使用されます。詳細については、Configure Temporary Storage for SAS Utility Files (SAS Federation Server: Administrator’s Guide)を参照してください。
カテゴリデータ
デフォルト/tmp
例
env.TKUTILLOC='myDir/UtilityFiles'

env.CAS_DEFAULT_MEMORY_FORMAT='STANDARD' | 'DVR'

メモリ形式がDVRに設定されている場合、サーバーは重複値削減(DVR)メモリ形式を使用します。メモリにロードして分析するデータに多くの繰り返し値がある場合、DVRメモリ形式により、テーブルのインメモリサイズとSASHDATファイルのディスク上のサイズを削減できます。標準メモリ形式は、高性能を目的として設計されており、モデリングで一般的なように、入力データに一意の値を持つ多数の数値変数が含まれている場合に適切に機能します。

カテゴリデータ
デフォルトSTANDARD
参照項目:Fine Tuning: Memory Format (SAS Viya Platform: System Programming Guide)

env.CAS_DISK_CACHE='path [[:path] ...]'

CASワーカーノードのデータをキャッシュするディスクパスを指定します。

複数のパスはコロン(:)で区切ります。

注: この環境変数の値は変更しないことをお勧めします。この値は、Kubernetesの管理者特権を持つ管理者がCASDeploymentカスタムリソースで設定します。
重要 常にenv.CAS_DISK_CACHEを指定することをお勧めします。指定しない場合、env.CAS_DISK_CACHEはデフォルトで/cas/cacheディレクトリになります。/cas/cacheのバッキングボリュームは、デフォルトではemptyDirボリュームです。
カテゴリデータ
制限事項env.CAS_DISK_CACHEでは、大文字と小文字が区別されます。
env.CAS_DISK_CACHEは、ローカルディスクのみを使用するファイルシステムを指す必要があります。
ヒント複数の物理ディスクを使用することには利点があります。複数のスレッドを使用する場合、複数のディスクを使用すると、マッピングファイルが同時に発生する可能性があります。
例
env.CAS_DISK_CACHE = '/data/disk1:/data/disk2'

env.CAS_LOADTABLEBACKINGSTORE=CASDISKCACHE | INPLACEPREFERRED

サポートされているデータソースで、サポートされているデータ形式を使用してサーバーがメモリマッピングを実行する方法を指定します。

  • CASDISKCACHE

    インメモリテーブルのブロックのコピーを作成することを指定します。ブロックは、サーバーの起動時にCAS_DISK_CACHE環境変数によって識別されるディレクトリに保存されます。

  • INPLACEPREFERRED

    メモリマッピングに既存のSASHDATファイルのブロックを使用するように指定します。既存のブロックを使用できない場合は、CASDISKCACHEに説明されているように、ブロックのコピーが使用されます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリデータ
デフォルトCASDISKCACHE
例env.CASLOADTABLEBACKINGSTORE=INPLACEPREFERRED

env.SAS_LOCALE_DATA=COMPAT | CLDR

セッションに使用されるSASロケールデータバージョンを指定します。SASロケールデータバージョンのデフォルト値は、SAS 9と互換性のあるレガシーSASロケール日付バージョンです。

  • COMPAT (デフォルト): SAS 9と互換性のあるレガシーSASロケールデータを使用します。
  • CLDR: CLDR (Common Locale Data Repository)データを使用します。このデータのバージョンは、CLDRの新しいリリースに対応するために定期的に更新されます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリデータ
デフォルトCOMPAT
例この例では、起動したセッションでCLDRデータを使用できます。
env.SAS_LOCALE_DATA='CLDR'

env.CAS_HEARTBEAT_LOST_TIMEOUT='interval'

CASワーカーノードから最後のハートビートを受信してから、コントローラーがノードを失われたものとして扱うまでの間隔(秒単位)を指定します。

間隔が短いほど、警告なしにネットワークを離れるマシンがより早く検出されます。間隔が長いほど、例外的に過負荷になる可能性のあるマシンに対してより耐性が上がります。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリサーバー
デフォルト120秒
範囲60 – (上限なし)秒
制限事項env.CAS_HEARTBEAT_LOST_TIMEOUTでは、大文字と小文字が区別されます。
例
env.CAS_HEARTBEAT_LOST_TIMEOUT='300'

env.CAS_ENABLE_CONSUL_RESOURCE_MANAGEMENT='TRUE' | 'FALSE'

指定すると、SAS Configuration Server (Consul)との通信をオンにして、CASリソース管理ポリシーを有効にします。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリサーバー
デフォルトオフ (FALSE)
制限事項env.CAS_ENABLE_CONSUL_RESOURCE_MANAGEMENTでは、大文字と小文字が区別されます。
参照項目:詳細については、CASリソース管理を参照してください。
例
env.CAS_ENABLE_CONSUL_RESOURCE_MANAGEMENT='true'

env.CASHOMEDIRLOC='path'

システム内のユーザー名と一致する各ユーザーのホームディレクトリが作成されるディレクトリの場所を指定します。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリ環境
注CASHOMEDIRLOCは、CASMAKEHOMEDIRが設定されている場合にのみ使用されます。
例
env.CASHOMEDIRLOC='/home'
ユーザー名がuser01である例を次に示します。
'/home/user01'

env.CASHOMEDIRPERMS=permissions

CASマシンのホームディレクトリのアクセス許可モードを指定します。

注: アクセス許可は、CASMAKEHOMEDIRが設定され、ホームディレクトリが作成された場合にのみ使用されます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリ環境
デフォルトディレクトリのアクセス許可は0700に設定されています。
制限事項
  • サポートされているディレクトリアクセス許可の値は0700から0777までです。
  • アクセス許可は8進数形式で指定します。
  • デフォルト設定では、ユーザーに読み取り/書き込み/実行のアクセス許可のみが付与されます。
例
env.CASHOMEDIRPERMS=750

env.CASMAKEHOMEDIR='CONTROLLER'|'WORKER'|'BACKUP'|'ALL'

ユーザーがセッションを開始したときにホームディレクトリが見つからない場合、CASマシンにホームディレクトリを作成します。

  • CONTROLLER

    プライマリコントローラーマシンのみにホームディレクトリを作成します。

  • WORKER

    プライマリコントローラーおよびワーカーマシンにホームディレクトリを作成します。

  • BACKUP

    プライマリコントローラーおよびバックアップコントローラーにホームディレクトリを作成します。

  • ALL

    すべてのノードにホームディレクトリを作成します。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリ環境
デフォルト他の値が指定されている場合、デフォルトでは、プライマリコントローラー上にのみホームディレクトリが作成されます。

env.CASPWFORCEHOST=true|false

env.CASPWFORCEHOST=trueの場合、(ユーザー名とパスワードを使用して) CASに直接接続するユーザーのCASセッションは、ユーザーのOS IDで実行されます。

カテゴリセキュリティ
要件このオプションは、env.CASCLOUDNATIVE=1の場合にのみ効果があります。

env.CASPWONLYCHAR=true|false

指定され、サーバーがパスワード認証プロバイダーで構成されている場合、CASHostAccountRequiredグループのユーザーのみがパスワード認証プロバイダーに対して認証されます。この環境変数を有効にすると、次の利点があります。

  • SAS Logon Managerへのユーザー名とパスワードでの認証ができるユーザーは、サービスアカウントでCASセッションを開始できます。
  • CASHostAccountRequiredグループのメンバーであるユーザーは、ホスト資格情報を使用してCASセッションを開始できます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリ環境

env.CASSPN="HTTP/FQDN"

SAS Viyaプラットフォームでバイナリポートを使用して、SAS 9クライアントまたはSAS Viya 3.xクライアントからCASサーバーに直接、Kerberos接続を試みるとき、デフォルトのサービスプリンシパル名の"sascas@FQDN"はSAS Viyaプラットフォーム値の"HTTP/FQDN"に置き換える必要があります。ここで、FQDNは、Kubernetesクラスターのプライマリノードの完全修飾ドメイン名です。

カテゴリセキュリティ

env.CAS_QUOTA_MODE='ALLTABLES'

クォータがすべてのテーブルに適用されることを指定します。

この変数が設定されていないか、他の値に設定されている場合、CAS_DISK_CACHEからのみマッピングされるテーブルは、クォータ制限に対してカウントされます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリデータ
制限事項env.CAS_QUOTA_MODEでは、大文字と小文字が区別されます。

env.CASSTRIPOAUTH=1

SASLogonでユーザー名とパスワードを認証するときに、ユーザー名の一部である@domainを削除します。

この環境変数は、ホスト認証には“user@domain”形式のユーザー名が必要で、LDAP認証にはSASLogonで@domain部分のない“user”形式のユーザー名が必要な場合に、ホスト認証とLDAP認証の不一致を解決するのに役立ちます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリセキュリティ
デフォルトユーザー名の@文字の後に指定されているドメイン名を削除しません。
例ユーザー名がuser01@company.comである例を次に示します。次のように認証されます。
'user01'

env.CASUSERIGNORECASE='ON'

有効な場合(任意の値を使用して指定)、CASサーバーは、認証、グループルックアップ、およびプロセスの起動中に、ユーザー名の大文字と小文字の区別を無視します。SASテクニカルサポートからの指示がない限り、env.CASUSERIGNORECASEを指定するときは常にenv.CASUSERLOWERCASEを指定してください。

env.CASUSERIGNORECASEを宣言する一般的なシナリオは、ユーザーが自分のホストアカウントでCASセッションを実行するときに、ユーザー認証システムが大文字と小文字を区別しないように構成され、大文字または大文字と小文字が混在するユーザー名が含まれる場合です。詳細については、The CASHostAccountRequired Custom Group (SAS Viya Platform: Identity Management)を参照してください。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリセキュリティ
デフォルトオフ
制限事項env.CASUSERIGNORECASEでは、大文字と小文字が区別されます。
要件env.CASUSERLOWERCASEとともに使用します。
注env.CASUSERIGNORECASEをオフにするには、その定義を削除します。
例この例では、env.CASUSERIGNORECASEが有効です。
env.CASUSERIGNORECASE='on'

env.CASUSERLOWERCASE='ON'

有効な場合(任意の値を使用して指定)、CASサーバーはユーザー名を小文字に変換します。env.CASUSERLOWERCASEは通常、env.CASUSERIGNORECASEと組み合わせて使用されます。

env.CASUSERLOWERCASEを宣言する一般的なシナリオは、ユーザーが自分のホストアカウントでCASセッションを実行するときに、ユーザー認証システムが大文字と小文字を区別するように構成され、大文字または大文字と小文字が混在するユーザー名が含まれる場合です。詳細については、The CASHostAccountRequired Custom Group (SAS Viya Platform: Identity Management)を参照してください。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリセキュリティ
デフォルトオフ
制限事項env.CASUSERLOWERCASEでは、大文字と小文字が区別されます。
要件env.CASUSERIGNORECASEとともに使用します。
注env.CASUSERLOWERCASEをオフにするには、その定義を削除します。
例この例では、env.CASUSERLOWERCASEが有効です。
env.CASUSERLOWERCASE='on'

env.TKHTTP_CORS_ALLOWED_ORIGINS

カンマで区切られた有効な発生元のリストを指定し、CORSポリシーのallowlistに追加します。アスタリスク(*)を指定して、有効な発生元に一致させることもできます。

有効な発生元は、ホスト名またはIPアドレスを含む次の形式になります。

scheme://hostname:[\{_}port\{_}]
scheme://ipAddress:[\{_}port\{_}]

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリセキュリティ
例この例では、発生元のhttp://support.sas.comからの受信ブラウザー接続と、ポート442でのinternal.companysite.comというホスト名からのHTTPS接続を許可しています。ただし、この例では、ポートの不一致とサブドメインの誤りのため、https://internal.companysite.com:443やhttps://companysite.com:442からの接続は許可されません。
env.TKHTTP_CORS_ALLOWED_ORIGINS='http://support.sas.com,https://internal.companysite.com:442'

env.TKHTTP_CONTENT_SECURITY_POLICY

クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃を防ぐために使用されるコンテンツセキュリティポリシー(C-S-P)ヘッダーを指定します。

env.TKHTTP_CONTENT_SECURITY_POLICYが設定されていない場合、次のデフォルトのC-S-Pヘッダーが使用されます。

Content-Security-Policy: default-src 'self';script-src 'self' 'unsafe-inline' 'unsafe-eval';
style-src 'self' 'unsafe-inline';frame-ancestors 'none';object-src 'none';connect-src 'self';
img-src 'self';base-uri 'self';form-action 'self';require-trusted-types-for 'script';

env.TKHTTP_CONTENT_SECURITY_POLICYが何らかの値に設定されている場合、この値はC-S-Pヘッダーとして提供される他の値よりも優先されます。

env.TKHTTP_CONTENT_SECURITY_POLICYが空の文字列""に設定されている場合、C-S-Pヘッダーは使用されません。

カテゴリセキュリティ
デフォルトenv.TKHTTP_CONTENT_SECURITY_POLICYは設定されていません。

env.AUTOTUNING_LEVEL_ALLOWED='none' | 'sequential' | 'parallel'

この環境変数により、SAS管理者は自動調整のレベルを制御できます。

  • none

    すべての自動調整アクションは、次のエラーメッセージを表示し、実行を停止します。Auto-tune is not allowed for this environment.

  • sequential

    すべての自動調整アクションは、ユーザーが並列実行を要求したかに関係なく、構成が順に評価されるようにします。次の警告メッセージがログに表示されます。Auto-tune is limited to sequential execution for this environment.

  • parallel

    この環境変数が定義されていない場合、またはparallelオプションを指定すると、自動調整アクションが正常に実行され、使用可能なリソースに応じて並列評価が使用されます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリパフォーマンス
デフォルトenv.AUTOTUNING_LEVEL_ALLOWEDは設定されていません。
例
env.AUTOTUNING_LEVEL_ALLOWED='sequential'

env.FEDSQL_OPTIMIZE_VARBINARY_PRECISION='TRUE' | 'FALSE'

この環境変数がTRUEに設定されている場合、fedSql.execDirectアクションのすべての呼び出しは、VARBINARY列の最適化を使用して実行されます。このアクションでは、fedSql.execDirectアクションでVARBINARY列を読み取って作成するときに、宣言された最大サイズではなく、列に保存されているVARBINARYデータの最大サイズを使用します。

最適化は、VARBINARY列の宣言されたサイズと実際のサイズに大きな違いがある場合に大きな利益をもたらします。たとえば、VARBINARY列に宣言された最大サイズが16000文字であるが、30文字を超える値が含まれていない場合などです。より小さい精度を使用すると、クエリのパフォーマンスを向上させ、VARBINARY列を持つインメモリテーブルのメモリ消費量を削減することができます。

さらに、FedSQL CREATE TABLE ASを使用して新しいテーブルを作成すると、新しいテーブルのVARBINARY列は、ソーステーブルからVARBINARY精度が伝播するのではなく、必要なサイズで作成されます。もともとソーステーブルでVARBINARY(16000)列であったものを、新しく作成されたテーブルではVARBINARY(30)列にすることができます。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリパフォーマンス
デフォルトFALSE

env.FEDSQL_OPTIMIZE_VARCHAR_PRECISION='TRUE' | 'FALSE'

この環境変数をTRUEに設定すると、VARCHARデータ型に適用されることを除いて、FEDSQL_OPTIMIZE_VARBINARY_PRECISIONと同じ利点があります。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリパフォーマンス
デフォルトFALSE

env.SAS_EXTLANG_SETTINGS

外部言語アクセスコントロールXML構成ファイルを含むすべてのCASワーカーが使用できるパスを指定します。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリ環境

env.SAS_RNG_METHOD='random-number-generator'

CASアクションおよびプロシジャの実行時に使用される乱数ジェネレーター(RNG)を指定します。

有効なRNGの例は、'PCG' (permuted congruential generator)または'TF2' (2x64ビットカウンターベースのThreefry)です。random-number-generatorの完全な値セットは、CALL STREAMINIT ルーチン (SAS関数とCALLルーチン: リファレンス)にリストされています。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。

カテゴリデータ
デフォルトenv.SAS_RNG_METHODが指定されていない場合、デフォルトのRNGは'MTHYBRID' (ハイブリッド1998/2002 32ビットMersenne twister)です。
例
env.SAS_RNG_METHOD='PCG'

env.TKTXTANIO_BINDAT_DIR='install-path'

テキスト分析の実行に必要なSAS言語バイナリファイルのインストールディレクトリを指定します。

注: TKTGDat.shには、SAS Visual Analyticsを使用してSAS LASR Analytic Serverでテキスト分析を実行し、SAS Text Minerを使用してPROC HPTMINEおよびHPTMSCOREを実行するために必要なSAS言語バイナリファイルが含まれています。

変数を設定するには、sas.cas.instance.config: configインスタンスを編集します。bash形式を使用して、sas.cas.instance.config: settingsインスタンスで変数を設定することもできます。

カテゴリデータ
制限事項env.TKTXTANIO_BINDAT_DIRでは、大文字と小文字が区別されます。
例次に例を示します。
env.TKTXTANIO_BINDAT_DIR='/opt/sas/viya/home/SASFoundation/utilities/TKTGDat'

カテゴリ別グループ

CASリソース管理ポリシー

概要

CASリソース管理ポリシーを使用すると、CASテーブルで使用されるCAS_DISK_CACHEを3つの異なるテーブルカテゴリで管理できます。

テーブルカテゴリとその管理ポリシー

テーブルカテゴリ

caslibの種類

caslibの例

ポリシー

グローバルテーブル

グローバル

HPS、PUBLIC

globalCaslibs

グローバルテーブル

パーソナル

CASUSER

Priority-n

セッションテーブル1

パーソナル

CASUSER

Priority-n

1 各セッションのすべてのテーブルの合計。セッションレベルでの個々のcaslib制限はサポートされていません。
ヒントCASコマンドラインインターフェイスを使用すると、独自のCASリソース管理ポリシーを作成するための開始点として機能するポリシーテンプレートを作成できます。詳細については、Create Policies from JSON Templates (SAS Viya Platform: Using the Command-Line Interface)を参照してください。

グローバルcaslibポリシー

グローバルcaslibはすべてのユーザーに適用されるため、グローバルcaslibには固有のポリシーがあります。

POLICY DEFINITION

globalCaslibs
   _ALL_         quota
   [global-caslib  quota]
   [...]

global-caslib

グローバルcaslibを指定します。

quota

global-caslibが使用できるCAS_DISK_CACHE領域の最大量をバイト単位で指定します。

_ALL_

すべてのグローバルcaslibを指定します。

_ALL_ が指定されている場合、quotaでは、テーブルが属するcaslibに関係なく、すべてのグローバルテーブルに使用できるCAS_DISK_CACHE領域の合計量が指定されます。

Example

  globalCaslibs 
     _ALL_      400000000 
     HPS        200000000 
     MyGlobal   100000000 

  [CAS-server-priority-n
          globalCasuser     - quota
          sessionTables     - quota]
  [...]

  priorityAssignments
     user	priority-level
     [...]

この例では、共有グローバルcaslibのHPSおよびMySiteGlobalは、それぞれ最大200GBと100GBのディスクキャッシュ領域を使用できます。すべてのグローバルcaslibが使用できるディスクキャッシュ領域の最大量は400GBです。

優先度レベルポリシー

優先度レベルポリシーは、ユーザーのグループメンバーシップ、またはpriority-assignmentオプションによるユーザーの明示的な割り当てに基づいて、ディスクキャッシュ領域クォータを割り当てます。最大5つの優先度レベルポリシーを定義できます。

POLICY DEFINITION

  [CAS-server-priority-n
          globalCasuser     - quota
          sessionTables     - quota]

  [...]

CAS-server

CASサーバーを指定します(cas-shared-defaultやcas-tenant1-defaultなど)。

priority-n

ポリシーの優先順位レベルを指定します。nは1 - 5の数字です。

quota

関連するテーブルカテゴリが使用できるCAS_DISK_CACHE領域の最大量をバイト単位で指定します。

globalCasuser

ユーザーのパーソナルcaslib (CASUSER caslib)で定義されているグローバルテーブルのクォータを指定します。

sessionTables

セッションテーブル(MyTableなど)に配置するクォータを指定します。

Example

  globalCaslibs
     _ALL_         quota
     [global-caslib  quota]
     [...]

  priorityLevels
     cas-shared-default-priority-1 
                globalCasuser     - 500000000 
                sessionTables     - 500000000 
     cas-shared-default-priority-2 
                globalCasuser     - 50000000 
                sessionTables     - 50000000 
     cas-shared-default-priority-3 
                globalCasuser     - 10000000 
                sessionTables     - 10000000 

  priorityAssignments
     user	priority-level
     [...]

この例では、最大5つのポリシーのうち3つがCASサーバーcas-shared-defaultに定義されています。ポリシーcas-shared-default-priority-1は、同じ名前のユーザーグループのメンバーであるCASユーザー、またはpriority-assignmentオプションで明示的に割り当てられたCASユーザーに適用されます。cas-shared-default-priority-1が適用されるCASユーザーは、共有グローバルcaslib用にパーソナルcaslibで最大500GBのCAS_DISK_CACHE領域を使用できます。このCASユーザーは、セッションテーブルに最大500GBのCAS_DISK_CACHE領域を使用できます。

優先順位の割り当て

リソース管理ユーザーグループのメンバーではないユーザーは、優先度レベルポリシーに明示的に割り当てることができます。

POLICY DEFINITION

  priorityAssignments
     user 	priority-level
     [...]

user

CASリソース管理ユーザーグループ(cas-shared-default-priority-1など)のメンバーではないCASユーザーIDを指定します。

ヒントユーザーIDのかわりに、userをアスタリスク(*)にすることができます。これには、指定されたユーザーIDとCASリソース管理グループ名のどちらにも一致しないユーザーIDが含まれます。

priority priority-level

特定のポリシーにマッピングする優先順位レベルを指定します。priority-levelは1-5の数値です。

たとえば、4が指定されている場合、userはcas-shared-default-priority-4ポリシーに割り当てられます。

重要 対応するポリシーが定義されていない優先順位レベルが指定されている場合、ユーザーにはポリシーが割り当てられません。

Example

  globalCaslibs
     _ALL_         quota
     [global-caslib  quota]
     [...]

  [CAS-server-priority-n
          globalCasuser     - quota
     sessionTables     - quota]
  [...]

  priorityAssignments 
     userA	1 

この例では、最大5つのポリシーのうち3つがCASサーバーcas-shared-defaultに定義されています。UserAは、どのCASリソース管理ユーザーグループ(cas-shared-default-priority-1など)のメンバーでもありません。したがって、UserAがCASセッションを開始すると、cas-shared-default-priority-1ポリシーにはリソース定義が含まれます。

関連項目

CAS構成ログ

SAS Viyaプラットフォームのログは、ローカルまたはサーバーレベルのログファイルに書き込まれるのではなく、Kubernetesクラスターレベルで標準出力にストリーミングされます。SAS管理者としてのログデータへのアクセスは、サイトのKubernetesの管理者特権を持つ管理者が提供するソリューションによって異なります。

ログの詳細については、 Ways to View Log Messages (SAS Viya Platform: Log Monitoring)を参照してください。

最終更新: 2026年7月31日