クロス表の操作

クロス表について

クロス表は、カテゴリ値とメジャー値のインターセクションをテキストとして表示します。クロス表にメジャーが含まれている場合、クロス表の各セルには、カテゴリ値のインターセクションの指定のために集計メジャー値が含まれます。クロス表にメジャーが含まれていない場合、クロス表の各セルにはカテゴリ値のインターセクションの度数が含まれます。

クロス表のオプションペインで適切なチェックボックスをオンにすると、合計と小計のパーセントを表示できます。クロス表で、列の合計、行の合計のパーセント、列の小計のパーセント、行の小計のパーセントを表示できます。詳細については、クロス表の計算の作成と追加を参照してください。

列にはより低いカーディナリティ(より少数の重複しない値)カテゴリを、行にはより高いカーディナリティ(より多数の重複しない値)カテゴリを配置することを検討する必要があります。特にテーブルに複数のカテゴリデータアイテムが含まれている場合に、クロス表を使用すると可読性を向上させることができます。

デフォルトでは、クロス表にメジャー値がない場合にのみ度数が表示されます。カテゴリデータアイテムを最初に追加すると、度数列が自動的に追加されます。メジャーデータアイテムを追加すると、度数列は自動的に追加したメジャーに置き換えられます。メジャーデータアイテムを最初に追加すると、度数列は手動で追加した場合にのみ追加されます。

メジャーデータアイテムを使用するクロス表の列にセルのビジュアル(棒グラフまたはヒートマップ)を追加できます。詳細については、クロス表にセルのビジュアルを追加を参照してください。

クロス表に関する重要なポイントは次のとおりです。

  • クロス表で合計と小計のリンクされた選択を作成することができます。
  • クエリが大きすぎると、クロス表にデータが表示されません。
  • クロス表では行にメジャーを配置できます。
  • 自動タイトルはクロス表では使用できません。ただし、カスタムタイトルを指定することはできます。
  • クロス表では、ピリオド(.)は欠損値を示します。水平線(-)は、データソースで観測されない、または見られないカテゴリ値の組み合わせを示します。

クロス表のデータ役割

データ役割の設定についての詳細は、データ役割の割り当ての操作 (SAS Visual Analytics: レポートデータの操作)を参照してください。

クロス表の基本的なデータ役割は、列、行およびメジャーです。各列と行の役割には、単一の階層または任意の数値のカテゴリを割り当てることができます。クロス表にメジャーを割り当てると、メジャー値がクロス表のセルに表示されます。メジャーを割り当てないと、クロス表のセルに値の各インターセクションの度数が表示されます。

クロス表のオプション

全般オプションの詳細については、オプションペインの使用を参照してください。

全般オプションに加えて、オプションペインで次のオブジェクト固有オプションを指定できます。

罫線

クロス表に罫線を追加します。

省略表記の数値

大きなメジャー値が省略表記の数値を使用することを指定します。たとえば、1,100,000,000は1.1Bと表示されます。省略表記の数値を使用する列を指定できます。

インデント

クロス表のインデントされたレイアウトを選択します。

注: インデントされたレイアウトでは、小計は常に有効です。
行ヘッダーのスタイル

行ヘッダーのフォント、フォントサイズ、フォントスタイル、フォントの色を指定します。

行ヘッダーの背景

行ヘッダーの背景の色を指定します。カラータイルをクリックして、カラーパレットを開きます。基本タブで、背景に対して、標準色を選択するか、カスタムをクリックしてカスタム色を定義します。

列ヘッダーのスタイル

列ヘッダーのフォント、フォントサイズ、フォントスタイル、フォントの色を指定します。

列ヘッダーの背景

列ヘッダーの背景の色を指定します。カラータイルをクリックして、カラーパレットを開きます。基本タブで、背景に対して、標準色を選択するか、カスタムをクリックしてカスタム色を定義します。

メジャーヘッダーの配置

クロス表内の行にメジャーを配置することができます。(デフォルトでは、クロス表の列にメジャーが配置されます。)

メジャーヘッダーのスタイル

メジャーヘッダーのフォント、フォントサイズ、フォントスタイル、フォントの色を指定します。

メジャーヘッダーの背景

メジャーヘッダーの背景の色を指定します。カラータイルをクリックして、カラーパレットを開きます。基本タブで、背景に対して、標準色を選択するか、カスタムをクリックしてカスタム色を定義します。

欠損ラベルを空白として表示

列ラベルがない場合は空白を表示します。デフォルトでは、列ラベルがない場合(missing)として表示されます。

列を幅に合わせる

使用可能なスペースに基づいてクロス表の列のデフォルト幅を設定します。このオプションはデフォルトで選択されています。

水平線

クロス表の行の水平線を表示します。

垂直線

クロス表の列の垂直線を表示します。このオプションはデフォルトで選択されています。

行番号

クロス表の行の番号を表示します。

ヘッダー

クロス表の行番号列のヘッダーを追加します。デフォルトでは、自動列ヘッダーはRowです。

別のヘッダーテキストを使用するには、カスタムをクリックして、フィールドにテキストを入力します。自動ヘッダーに戻すには、自動をクリックします。

番号の再開

クロス表で、最初の列で使用されているデータアイテムの各カテゴリ値を含む場合に、行の番号を再開します。

行の高さを詰める

クロス表内のすべての行の余分な空白を削除します。このオプションはデフォルトで選択されています。

テキストスタイル

クロス表のセルのフォント、フォントサイズ、およびフォントの色を指定します。

背景

クロス表のすべてのセルの背景色を表示します。カラータイルをクリックして、カラーパレットを開きます。基本タブで、背景に対して、標準色を選択するか、カスタムをクリックしてカスタム色を定義します。

一行おきの背景

一行おきの背景の色を指定することができます。カラータイルをクリックして、カラーパレットを開きます。基本タブで、一行おきの背景に対して、標準色を選択するか、カスタムをクリックしてカスタム色を定義します。

注: レポートでカスタムレポートテーマを使用している場合は、そのレポートテーマの色が一行おきの背景に使用されます。
ヒントこのオプションを使用すると、クロス表内の一行おきの背景色を削除できます。
セルのビジュアル

セルのビジュアル(棒グラフまたはヒートマップ)を単一のセルに追加できます。詳細については、クロス表にセルのビジュアルを追加を参照してください。

合計

各列、各行またはその両方に合計を追加します。合計が必要なカテゴリまたはメジャーデータアイテムのチェックボックスを選択またはクリアすることができます。

合計について重要なポイントを次に示します。

  • 合計値は、各メジャーの集計に基づいて集計されます。
  • クロス表の特定の行または列の合計値がすべてオフになっている場合、その行または列は表示されません。
テキストスタイル

クロス表の合計のフォント、フォントサイズ、フォントスタイル、フォントの色を指定します。

背景

クロス表の合計の背景色を表示します。カラータイルをクリックして、カラーパレットを開きます。基本タブで、背景に対して、標準色を選択するか、カスタムをクリックしてカスタム色を定義します。

小計

最初のノードの後に行軸上の各ノードの小計を各列、各行またはその両方に追加します。小計が必要なカテゴリまたはメジャーデータアイテムのチェックボックスを選択またはクリアすることができます。

小計について重要なポイントを次に示します。

  • インデントされたレイアウトでは、小計は常に有効です。
  • クロス表の特定の行または列の小計値がすべてオフになっている場合、その行または列は表示されません。
テキストスタイル

クロス表の小計のフォント、フォントサイズ、フォントスタイル、フォントの色を指定します。

背景

クロス表の小計の背景色を表示します。カラータイルをクリックして、カラーパレットを開きます。カラータイルをクリックして、カラーパレットを開きます。基本タブで、背景に対して、標準色を選択するか、カスタムをクリックしてカスタム色を定義します。

配置

合計と小計の位置を指定します。前を選択して、軸のヘッダーの前に合計と小計を配置します。軸のヘッダーの後に合計と小計を配置するには、後を選択します。

注: インデントされたレイアウトでは、合計は常に軸ヘッダーの前に配置されます。

クロス表の行と列の管理

カテゴリとメジャーの並べ替え

クロス表でメジャー値順に並べ替えるには、列または行ヘッダーを右クリックします。カテゴリ名を右クリックして、メジャーではなくカテゴリを並べ替えることもできます。

ヒントメニューオプションは、クロス表のどこを右クリックしたかによって異なります。並べ替えるカテゴリまたはメジャーを右クリックするようにしてください。

詳細については、クロス表内のデータの並べ替え (SAS Visual Analytics: レポートデータの操作)を参照してください。

行と列の再配置

データ役割ペインで、行または列をクリックして、リスト内の新しい位置にドラッグします。

オプションペインの列を幅に合わせるオプションが選択されていると、クロス表の空の列が削除されます。(デフォルトで、このオプションは選択されています。)

列のサイズ変更

列のサイズを変更するには、クロス表でその列をクリックし、列ヘッダーの左端または右端をドラッグします。

行番号の追加または再開

クロス表に行番号を追加するには、オプションペインを使用します。セルヘッダーの下にある行番号チェックボックスを選択します。デフォルトでは、行番号の列にはヘッダーはありません。ヘッダーを追加するには、ヘッダーチェックボックスを選択します。

クロス表に行番号がある場合は、番号の再開オプションを選択することで、クロス表に表示される最初の列で使用されているデータアイテムのカテゴリ値に基づき行番号が再開されます。たとえば、さまざまな種類の車両に関する情報を提供するクロス表があるとします。最初の列のデータアイテムは、車両が生産された地域(ヨーロッパ、米国、またはアジア)を示します。番号の再開オプションを選択すると、次の例に示すように、生産国に基づき行番号が再開されます。

番号の再開オプションが選択されたクロス表
番号の再開オプションが選択されたクロス表

クロス表で階層を作成および追加する

2つ以上のカテゴリデータアイテムがクロス表に割り当てられている場合、階層を行または列として作成および追加できます。たとえば、クロス表に、データ役割に割り当てられたRegion、State、およびCityデータアイテムがすでにあるとします。これらのカテゴリヘッダーのいずれかを右クリックして、クロス表の行または列として階層を作成および追加できます。

  1. クロス表を選択します。
  2. カテゴリヘッダーを右クリックして、階層を行に作成および追加または階層を列に作成および追加のいずれかを選択します。

    新しい階層によって行または列のデータアイテムが置き換えられ、データアイテムはクロス表の行または列と同じ順序で階層内で順序指定されます。新しい階層の名前は、クロス表の行または列にある順序でのデータアイテムの名前に基づいています。前の例を使用すると、新しい階層の名前はRegion - State - Cityになります。

クロス表の計算の作成と追加

合計またはカウントの集計を持つデータアイテムの行または列の小計の合計またはパーセントを作成できます。これらの派生データアイテムは、クロス表でのみ使用できます。

計算を作成するオプションは、集計メジャー(度数を含む)でない限り、メジャーデータアイテムで使用できます。度数は、生成されたデータ項アイテムであるため、計算には使用できません。

ヒント度数と同等のデータアイテムを作成し、計算で使用できます。ターゲットメジャーを複製し、集計をカウントに変更して、データアイテムをクロス表に割り当ててから、このメジャーを使用する計算を作成することをお勧めします。

これらの計算は、クロス表で使用できます。

列合計のパーセントまたは行合計のパーセント

基本となるデータアイテムの合計値のパーセントを表示します。合計のパーセントを作成できるのは、ソースデータアイテムが合計またはカウントの集計を含んでいる場合のみです。たとえば、収益値を含むメジャーに関する合計値のパーセントを作成できます。

注: カテゴリが行に割り当てられている場合は、列合計のパーセントオプションが使用可能です。

カテゴリに列が割り当てられている場合は、行合計のパーセントオプションを使用できます。

列小計のパーセントまたは行小計のパーセント

ベースとなるメジャーに関する小計値のパーセントを表示します。小計のパーセントを作成できるのは、ソースデータアイテムが合計またはカウントの集計を含んでいる場合のみです。

注: クロス表の行または列に階層または複数のカテゴリが割り当てられている場合は、小計オプションのパーセントが使用できます。

計算を作成して追加するには、次の操作を行います。

  1. 列のヘッダーを右クリックし、計算の作成と追加を選択します。計算の作成と追加ウィンドウが表示されます。
    計算の作成と追加
  2. 名前を指定します。
  3. 種類を選択します。使用可能な種類は、選択した列によって異なります。
  4. OKをクリックします。計算がデータペインに追加されます。ただし、クロス表にのみ割り当てることができます。

クロス表にセルのビジュアルを追加

クロス表の列にセルのビジュアルを追加できます。(2020.1リリース以前では、クロス表のセルのビジュアルはセルグラフと呼ばれていました。)クロス表のデータソースには、セルのビジュアルを追加する前に少なくとも1つのメジャーデータアイテムが含まれている必要があります。

セルのビジュアル(棒グラフまたはヒートマップのいずれか)は、単一のセルに収まり、列の各行に対して繰り返されます。棒グラフの場合、各棒のサイズはその列内の相対値になります。ヒートマップの場合、各セルは列の相対値に従って色付けされます。

セルのビジュアルを追加するには、次の操作を行います。

  1. 更新するクロス表を選択します。
  2. メジャーデータアイテムを含む列または列のヘッダーを右クリックし、セルのビジュアルの追加を選択します。次に、棒またはヒートマップを選択します。棒グラフまたはヒートマップが自動的に列に追加されます。
  3. (オプション)オプションペインのセルのビジュアルのヘッダーの下にあるセルのビジュアルオプションを変更します。棒グラフの場合は、棒の色とテキストの配置を変更できます。ヒートマップの場合、使用される色のグラデーションを変更することができます。
    ヒントセルのビジュアルで表される数値を確認することが難しい場合は、省略表記の数値オプションを選択して、大きなメジャー値を省略表記の数値に置き換えます。
  4. (オプション)セルのビジュアルの列を並べ替えます。詳細については、クロス表内のデータの並べ替え (SAS Visual Analytics: レポートデータの操作)を参照してください。

次に、セルのビジュアルを含む単純なクロス表を含むレポートの例を示します。Expenses列には棒グラフが含まれ、Profit列にはヒートマップが表示されます。Expenses列には、省略表記の数値オプションが使用されています。クロス表は、ヒートマップのセルのビジュアルを持つProfit列で並べ替えられます。

Expenses列とProfit列のセルのビジュアルを持つクロス表を含むレポート
最終更新: 2026年9月4日