REPORT プロシジャ
CALL DEFINE ステートメント
現在行の特定の列に対して属性値を設定します。属性FORMAT、URL、URLBP、およびURLPのみが有効です。STYLE=およびURL属性は、ODSを使用して出力を作成する場合にのみ有効です。
| 制限事項: | レポート項目に割り当てられている計算ブロックでのみ有効。 |
|---|---|
| ヒント: | OUTPUTを除くすべてのODS出力先は、STYLE=オプションをサポートします。 |
| 例: |
|
| 例: | 複数のオブザベーションをレポートの1行にまとめる |
| 複数のステートメントのODS出力にスタイル要素を指定する | |
| PROC REPORT CALL DEFINEステートメントでのSTYLE/MERGEの使用 | |
| PROC REPORT CALL DEFINEステートメントでのSTYLE/REPLACEの使用 |
構文
必須引数
column-id
列名または列番号(レポートの左端からの列の位置)を指定します。列IDには、次のうちいずれかが可能です。
- 列名である文字リテラル(引用符で囲む)
- 列名を解決する文字式
- 列番号である数値リテラル
- 列番号を解決する数値式
- 形式'_Cn_'の名前。nは列番号です。
- 自動変数_COL_.計算ブロックが割り当てられているレポート項目を含む列を識別します
_ROW_
現在の行全体を示す自動変数です。
attribute-name
定義する属性です。属性名については、属性の説明 を参照してください。
value
属性の値を設定します。各属性の値については、属性の説明 を参照してください。
|
属性 |
説明 |
値 |
影響 |
|---|---|---|---|
|
FORMAT= |
列の出力形式を指定します |
SAS出力形式またはユーザー定義の出力形式 |
非ウィンドウ環境 |
|
STYLE= |
列または行のスタイルの上書きを指定します |
ODSスタイル属性 |
すべてのODS出力先 |
|
STYLE/MERGE |
同じ行または列で既存のスタイルを使用して指定されたスタイルをマージします |
ODSスタイル属性 |
すべてのODS出力先 |
|
STYLE/REPLACE |
行または列の既存のスタイルを置き換えます |
ODSスタイル属性 |
すべてのODS出力先 |
|
URL |
列の各セルのコンテンツを指定したUniform Resource Locator (URL)へのリンクにします |
引用符付きのURL (単一引用符または二重引用符が使用可能) |
ODS HTML、RTF、PDF、PowerPoint、EPUB出力先 |
|
URLBP |
列の各セルのコンテンツをリンクにします。そのリンクのリンク先は、次の連結であるUniform Resource Locator (URL)です
|
引用符付きのURL (単一引用符または二重引用符が使用可能) |
ODS HTML出力先 |
|
URLP |
列の各セルのコンテンツをリンクにします。そのリンクのリンク先は、次の連結であるUniform Resource Locator (URL)です
|
引用符付きのURL (単一引用符または二重引用符が使用可能) |
ODS HTML出力先 |
| 1 BASE=オプションとPATH=オプションの詳細については、SAS Output Delivery System: ユーザーガイドのODS HTMLステートメントのドキュメントを参照してください。 | |||
詳細
CALL DEFINEステートメントによるスタイル属性の使用
STYLE属性は、CALL DEFINEステートメントによって影響を受けるセルで使用するスタイルの上書きを指定します。
STYLE=値は、PROC REPORTのその他のステートメントのSTYLE=オプションのように機能します。ただし、ステートメントでオプションとして機能するかわりに、STYLE属性の値になります。たとえば、次のCALL DEFINEステートメントは、特定の列の背景色を黄色に、フォントサイズを7に設定します。
call define(_col_, "style",
"style=[backgroundcolor=yellow fontsize=7]");
スタイル優先順位の詳細については、データセルにスタイル属性を適用する際の優先順位を参照してください。
制限: OUTPUTを除くすべてのODS出力先は、STYLE=オプションをサポートします。
相互作用: PROC REPORTステートメントでCALLDEF場所に対しスタイルの上書きを設定し、CALL DEFINEステートメントでその設定したスタイルの上書きを使用する必要がある場合、次に示すように空の文字列をSTYLE属性の値として使用します。
call define (_col_, "STYLE", "" );
ヒント: 文字またはアンダースコア以外の文字を含むFONT名は、引用符で囲む必要があります。
STYLE/REPLACEおよびSTYLE/MERGEスタイル属性の使用
STYLE/MERGE属性およびSTYLE/REPLACE属性は、CALL DEFINEステートメントで指定したスタイルのみに対して機能します。STYLE(COLUMN)=で指定したスタイルをマージしたり、置き換えることはできません。STYLE/REPLACEおよびSTYLE/MERGEは、1つのCALL DEFINEステートメントが含まれる複数のCOMPUTEブロックがあり、それらのCALL DEFINEステートメントが同じセルを参照している場合に使用することをお勧めします。
STYLE=属性とSTYLE/REPLACE属性はODSに使用されるスタイル要素を指定します。このセルまたは行に対しスタイルがすでに存在している場合、これらのSTYLE属性によりCALL DEFINEがSTYLE=オプションで指定されるスタイルを置き換えます。サンプルプログラムについては、 PROC REPORT CALL DEFINEステートメントでのSTYLE/REPLACEの使用を参照してください。
STYLE/MERGE属性により、CALL DEFINEはSTYLE=値によって指定されるスタイルと、同じセルまたは行にある既存するスタイル属性をマージします。マージ対象となる既存するSTYLE=値がない場合、STYLE/MERGEはSTYLE属性またはSTYLE/REPLACE属性と同様に機能します。サンプルプログラムについては、 PROC REPORT CALL DEFINEステートメントでのSTYLE/MERGEの使用を参照してください。